南西の風

ダブルバトル構築の読み物 始まりはトリプル。
強い面子の中に1匹よくわからないポケモンを仕込むのが好きです。
BanG Dream!も好き。丸山彩押せるおじさん。
剣盾からニコ生→https://com.nicovideo.jp/community/co4200900
2016/4/20開設

WCS2019/Sun・Moon

【INC2019・Feb】ぶっつけ本番ルナゼルネ

xerneasルナアーラ
Incineroarchesnaught
ツンデツンデモロバレル



強そ^~(1匹を除く)



~構築の流れ~

やっべもうムーンルール終わるじゃん^^;(正確にはINC本番)

記念参加だけしとくか…構築どうしよ…

サンルールやっててトリルのルナアーラ強そうだったな~ 使うか!

遅い伝説持ってねえな… ま、ゼルネで良いか!
トリルルナ+ゼルネ使った事あるしまあまあ強かったし。

どっちもサポート欲しいポケモンだし、ガオガエン採用。

トリル下で強いし補助にもなるモロバレル採用。

トリルアタッカー枠としてツンデツンデ採用。ついでに第二のトリル役。ルナアーラが出せないイベルタル構築へのトリラーとしても評価。

ナットとかツンデちょっと重いかな…でもカイオーガ普通に辛いよな~ ついでにガオガエンも倒せるような神ポケモンいないかな~













chesnaught





~個別解説~



xerneas

【名前】ゼルネアス
【性格】臆病
【特性】フェアリーオーラ
【持ち物】パワフルハーブ

【実数値】223-*-115-162-118-166
【努力値】H172 C84 S252
昔どっかのブログで読んだやつ。

【技構成】ムンフォ/マジシャ/ジオコン/守る


ちょい固ゼルネ。強い。

実はあまり選出しなかった。けど選出したときは全力サポートからジオコンで試合を終わらせてくれたりする。でも4体がかりの包囲網でボコられたりもする。


INC中人生で初めて吹き飛ばされた後の素ジオコンで勝った。



ルナアーラ

【名前】ルナアーラ
【性格】冷静
【特性】ファントムガード
【持ち物】ルナアーラZ

【実数値】244-*-110-207-127-91(最遅)
【努力値】H252 C252 B4
ぶっぱ

【技構成】シャドーレイ/サイコショック/ワイドガード/トリックルーム


この構築の軸。ゼルネ構築と見せかけて実際はガチトリパベース。

サンシーズンでは臆病CSを使っていたが、耐久振りC補正の方が安定して強かった。
ただし半端な遅さなので色々しんどいのは仕方ない。

ルナアーラZ強いですね、思ったより色々倒してくれる。まあZ打った後が弱っちいのだが。
S操作と火力の両立は非常に偉い。GSは通常ダブルと違って補助特化+高火力伝説でも強いが。

技は、
シャドーレイ:メイン
サイコショック:バレル意識。ジオコン積んだゼルネへの打点にも。
ワイドガード:これがあるため遅い面子で固まっていてもグラオーガに蹂躙されない。守ると迷うがこちらを選択。
トリックルーム:軸。

ワイドガードはチャンスを掴める技だが、拘っているオーガと全然マッチしなかったので微妙かも。みんな熱湯打ってくるし。



Incineroar

【名前】ガオガエン
【性格】慎重
【特性】威嚇
【持ち物】欲張りきのみ

【実数値】202-136-112-*-154-81
【努力値】H252 A4 B12 D236 S4
臆病ゼルネの+2ムンフォ耐え

【技構成】フレアドライブ/バークアウト/とんぼ返り/猫騙し


ジオコン補助とトリル補助。
もはや説明不要。

何となく入れたバークアウトがとても強かった。上手い人がこぞって採用してた理由が分かりますね。

ガエンが倒されるとナットもバレルもしんどいのでHP管理がしんどい。猫威嚇マシーンだけでいいならもう少し気持ちが楽なのに。

技は強い4つ。叩き→バクア。



chesnaught

【名前】ブリガロン
【性格】勇敢
【特性】防弾
【持ち物】格闘Z

【実数値】195-155-151-93-105-62(最遅)
【努力値】H252  A108  B68  D76
A特化ガオガエンのフレドラ耐え
H振り切りガオガエンをZ馬鹿力で威嚇込でも確一
余りD

【技構成】馬鹿力/ウッドハンマー/手助け/ニードルガード


ディアオーガにマッチして、相手が何故か伝説を2体とも出してこなかったので、実は強いのかもしれない。

3回くらいしか選出してない。ルナZの通りが良すぎてこいつがZを使った方がいい場面が全くない。




割と固有の強さを持っているので、真面目に考えればイケ味はあるポケモンだと思います。
ま、ウルトラルールになると流石に無理だろうけど。



ツンデツンデ

【名前】ツンデツンデ
【性格】勇敢
【特性】ビーストブースト
【持ち物】命の珠

【実数値】168-201-231-*-122-16(最遅)
【努力値】HA252 D4
ぶっぱ

【技構成】ジャイロボール/岩雪崩/トリックルーム/守る


昔メガクチートで使っていた枠をルールに合わせて変更。
ゼルネガエンに強いという噂に違わぬ強さを発揮してくれた。

持ち物はエース運用の命の珠。バレルゲロすぎて防塵ゴーグルの方が欲しかったけど、相手のダメージ感覚を崩していた感じもあったのでうーーーーむ。

技は強い4つ。



モロバレル

【名前】モロバレル
【性格】生意気
【特性】再生力
【持ち物】欲張りきのみ

【実数値】221-*-103-105-132-31(最遅)
【努力値】H252  B100  D156
流用個体。

【技構成】草結び/クリアスモッグ/怒りの粉/キノコの胞子


自分の伝説2体と相性が良くて、相手の伝説枠に強い神ポケ。
割とバレル詰めを目指して勝ったりする。

相手のオーガ・グラへの処理ルートが少なめなので草結び採用。
ゼルネアスに気持ち楽になりたいのでクリアスモッグ採用。

みんなヘド爆採用だったらブリガロンが真面目にもっと強いだろうけどな~

持ち物は回復木の実。明確な場面想定がない限り、半減実はあまり強くないと思います。
バレル詰めを目指すにあたって木の実と再生力の回復に助けられました。





~選出~

<基本>
初手:ルナ+ガエン
裏 :ツンデ+バレル
相手次第でガエンとバレルの初手入れ替え

ゼルネアスは相手のマークが激しいので、選出を合わせて有利を狙う。
ナットを残してガエンで詰めるとか、オーガを残してバレルで詰めるとか。


<ゼルネ>
初手:ルナ+ガエン
裏 :ゼルネ+バレル

トリルで荒らしてゼルネの盤面を作る。これがやりたかった。


<そもそも>
朝起きて30分で組んだ構築だから選出とか考えてないし~


~感想~

最高・最終1760くらい?
28勝7敗の1769でした。
なんか4割5割くらい伝説なしだった。マッチング上振れおじさん・。・
1700越えの相手にはふつーーに負け続けたので実力不相応のレートだと思います。

まだ試合数残ってたけど疲れたのでおしま~い_(:3 」∠)_

僕の実力で予選抜けることはまず有り得ないし?

記念参加にしてはまあいいレートなんじゃない?


一度も追い風されなかったので、流石にトリパばればれだったか。
ルナのトリルはばれないように打つのが一番強そうだから構築難しいな~


あとは誰もが知っているだろうけど、ゼルネアスの選出誘導力はすさまじいですね。選出せずとも毎試合MVPを飾っているのは間違いなくゼルネアスです。




それでは次の記事でお会いしましょう。






【WCS2019・Sun】 役割集中ゼルネオーガ

xerneaskyogre
ludicoloカプ・コケコ
モロバレルファイアロー




最近更新してなかったので初期に使った構築を1つ。
頭空っぽでも使える系構築。



~構築の流れ~

強いポケモンは強いので、ゼルネアス+カイオーガからスタート。

伝説環境に刺さり、押し付け力の高いポケモンとしてルンパッパを採用。

構築コンセプトを高速高火力での制圧に決定。全国ダブルから輸入で眼鏡カプ・コケコを採用。

トリルケアのモロバレル。ゼルネアスを補助してゲームが終わればよし。相手のゼルネを牽制する意味も。

クロバットやフワライドなどの絶対追い風する組に対し、こちらも追い風で対抗する動きが欲しく、試しに使ってみたかったファイアローを採用。


いわゆる役割集中に近いイメージで構築。
サイクルは基本考えない。草タイプは水技で倒す。



~個別解説~



xerneas

【名前】ゼルネアス
【持ち物】パワフルハーブ
【性格】臆病
【特性】フェアリーオーラ

【実数値】223-*-115-162-118-166
【努力値】H172  C84  S252
ちょい固い

【技構成】ムーンフォース/マジカルシャイン/ジオコントロール/守る


6世代のどっかのブログで見た配分。どう振っても強い。

ジオコン1回でゲームが壊れるので意識的に盤面作りをしたい。

初手からルンパと並べて猫ジオコンの択もある。
相手視点だとバレルとセットやオーガルンパの択があるので相当嫌なはず。僕はこれされるの嫌です。

技は完結した4つ。



kyogre

【名前】カイオーガ
【持ち物】拘りスカーフ
【性格】控えめ
【特性】あめふらし

【実数値】175-*-111-222-160-142
【努力値】C252 S252 B4
ぶっぱ

【技構成】根源の波動/潮吹き/ハイドロポンプ/雷


高速超火力を単体で完結するGS(サン)最強の一角、スカーフカイオーガ。

裏に置く場合スカーフ潮吹きで全員倒すように削りを入れるのが肝。
初手から高速ポケモン2体で強引な押し込みも強い。

技は、強い水技3つにルンパやオーガミラーに打てる雷を採用。

~単体水技について~
おもにワイドガードケア。この場合相手の行動が1手無駄になる想定で、技が外れても結局ディスアドバンテージが小さいため、通したアドが大きいハイドロポンプ>ねっとう

個人的に雨パのハイドロポンプは高く評価しています。


カプ・コケコ

【名前】カプ・コケコ
【持ち物】拘り眼鏡
【性格】臆病
【特性】エレキメイカー

【実数値】145-*-105-147-96-200
【努力値】C252 S252 D4
ぶっぱ

【技構成】10万ボルト/マジカルシャイン/ボルトチェンジ/エレキネット


GSとはいえ流石に眼鏡コケコ、火力は十分高く一般ポケモンへの圧が強いのでそこは高評価。

相手を火力で縛ることでゼルネのジオコンチャンスを作る想定。

しかしスカーフオーガというトップメタに縛られるため、高速高火力の強みが殺される場合が全国ダブルと比べ非常に多い。ゼルネにジオコンを積まれても強みが消滅する。

怪しいところも多いが自然に催眠耐性がつくところが便利で外すことはできなかった。

技は、
・10万: メイン技。カイオーガと並べる想定はしておらず雷ではない。
・マジシャ: 眼鏡だからこその採用。ゼルネと並べて2体でシャイン連打が強かったり。
・ボルチェン: 対面操作。眼鏡だし雑に採用。
・エレキネット: 困ったら打っとけ。S操作が強いルールなので採用。


ludicolo

【名前】ルンパッパ
【持ち物】命の珠
【性格】控えめ
【特性】すいすい

【実数値】155-*-91-156-120-122
【努力値】C252 S252 B4
ぶっぱ

【技構成】ハイドロポンプ/草結び/冷凍ビーム/猫騙し


スカーフオーガと並べる。雨珠ドロポンで相手を倒す。終わり。

猫騙しサポートではなく雨アタッカー(これ大事)。火力による制圧を求め、ドロポン>ねっとう。

スカーフオーガ+珠ルンパは非常に攻撃性能が高く、大抵の相手に大打撃を与えることができる。

技は、
・ハイドロポンプ: 強い。雨補正の火力を考えると熱湯とはアドバンテージが違いすぎる。
・草結び: カイオーガを倒せるため、エナボよりこっち。
・冷凍ビーム: 草タイプへの打点。
・猫騙し: 必須とは思わないがゼルネアス入りで猫騙しを採用しない理由も特にないため採用。



モロバレル

【名前】モロバレル
【持ち物】たくさん回復木の実
【性格】生意気
【特性】再生力

【実数値】221-*-103-105-132-31(最遅)
【努力値】H252  B100  D156
流用個体。

【技構成】ギガドレイン/ヘドロ爆弾/怒りの粉/キノコの胞子


トリル対策。そうでなくてもゼルネアスとの相性がいいので腐らない。

相手のゼルネアス・カイオーガへの最低限のリカバリー枠でもある。これで最低限でしかないのが最強伝説なのだが。

技は、
・ギガドレイン: ppを増やしていたので採用。
・ヘドロ爆弾: 苦手なルンパッパを意識。 
・怒りの粉: 強い。
・キノコの胞子: 強い。



ファイアロー

【名前】ファイアロー
【持ち物】するどいくちばし
【性格】意地っ張り
【特性】疾風の翼

【実数値】153-146-91-*-90-178
【努力値】A252 S252 D4
ぶっぱ

【技構成】ブレイブバード/追い風/挑発/守る


どの状況でも追い風できるポケモンとして最初に思いついた。トルネロスが流行ったのでこっちが正解だったのかなと今になって思う。差別点はあるけどね。

速い・技威力高いでなんだかんだ強いけど、6世代ファイアロー大好き人間だったので辛い(;_;)
アマージョを倒せない炎飛行タイプ…

嘴アローが好きだったのでするどいくちばし。青空プレート派とは相容れない。

技、
・ブレバ: 強い技なので採用。ルンパを縛ったり。
・追い風: 採用理由。
・挑発: 速い挑発は何かと使う機会が多い。ジオコン阻止。先制技になるトルネロスと比べて防がれる場面が少ない。
・守る: 猫騙しに対して特性維持に。

フレドラが欲しい場面もちらほらあったが4つとも使う技なので切れなかった。



~感想~

簡単な構築だけど、高速高火力で使っていて楽でしたね。慣れないルールへの入門としては悪くない感じだったかと。

ただ自慢のゼルネ・オーガメタがあまりに多く、単純な押し付けでは勝てなくなってきたので解散。メタに対するメタをちゃんと考えないと勝てない難しさを感じました。

ナットレイは適当にゴリゴリ削れば何とかなる印象だし実際そんな展開も多かったが、木の実を持っていると辛い。



ところで
このルールの構築難しすぎない?


それでは次の記事でお会いしましょう。






【WCS2019・Sun】ダブルグラディア【サンシーズン】

lilligantgroudon

dialgaIncineroar
カプ・テテフsnorlax



ドレディアディアルガ


~構築の流れ~

ゲンシ組が暴れ出すとディアルガなんて使っている余裕がなくなりそうなので今のうちに使いたかった。

オーガパルに対するグラディアの響きがかっこいいため、グラードンを採用。

ボックスにいたドレディアが可愛くて使いたかった。採用。
(トリックルームを軸にすることは決めていたが、グラードンディアルガ両方とも中途半端な素早さであり、もう一つギミックが欲しく、葉緑素+おさきにどうぞを組み込むことにした。)

晴れとのシナジー、猫威嚇によるトリックルームの補助のため、ガオガエンを採用。

構築全体で猫騙しへの耐性が薄く、これに耐性を持たせるのと同時に強力なアタッカーであるカプ・テテフを採用。

最後にトリックルームを前面に押すにはやや速いポケモンが多く、格別遅いポケモンとしてカビゴンを採用。


~個別解説~



groudon

【名前】グラードン
【持ち物】拘り鉢巻
【性格】勇敢
【特性】日照り

【実数値】207-222-160-120-111-85(最遅)
【努力値】H252  A252  D4
ぶっぱ
H振りガオガエンを威嚇込のダブルダメ断崖の剣で確一

【技構成】断崖の剣/岩雪崩/オーバーヒート/地団駄


この構築のエースアタッカー。鉢巻断崖の剣でゴリゴリ殴っていく。

何故かガオガエンが繰り出されたり居座って来たりするので、鉢巻断崖で吹き飛ばしたり外して晴れフレドラで吹き飛ばされたりした。

技は、
・断崖の剣: メイン。
・岩雪崩: ホウオウ・イベルタルへの打点。
・オーバーヒート: 炎技の仮想的がナットレイのため、炎のパンチよりオバヒを選択。大概の場合断崖で良いがナットに余裕があるわけでもないのであると安心。あまり強くない。
・地団駄: ワイドガード対策。威力低い。


dialga

【名前】ディアルガ
【持ち物】命の珠
【性格】冷静
【特性】プレッシャー

【実数値】207-*-140-222-121-85
【努力値】H252 C252  D4
ぶっぱ

【技構成】流星群/ラスターカノン/冷凍ビーム/トリックルーム


耐性優秀なトリックルーマー。グラードンの裏から出しやすい。

弱点の地面・格闘があまり強くないルールのため、耐性の良さは感じられた。

耐性はいいのだがカイオーガの雨眼鏡潮吹きが132〜156ダメージだったりするので過信できない。
スカーフ潮吹きでも4割以上は入るのでそもそもカイオーガに受けて勝とうという考え自体意味を成していない。


火力のなさを感じ、流星群+命の珠に。金剛玉は使っていないので火力の差がどれだけ問題になるか不明。ちょくちょく珠ダメで倒れることがあったので迷うところ。
木の実(オボンが都合良さそう)が無いと耐性が十分活きないが、珠の火力が信頼できたのでこのまま使っていた。

グラードン→ディアルガの交換は補完が出来ているが、ディアルガ→グラードンの交換はあまり強くない。

技は、
・流星群: 高火力。無振りオーガに76%〜89.7%程度。
・ラスターカノン: 低火力だがゼルネへの打点を削る余裕がないため採用。
・冷凍ビーム: 重めのランドロスへのピンポイント。草にも通る。使わない。
・トリックルーム: 軸。初手から展開するよりは詰めに使いたい。



lilligant

【名前】ドレディア
【持ち物】きあいのタスキ
【性格】臆病
【特性】葉緑素

【実数値】145-*-95-162-96-156
【努力値】C252 S252 D4
ぶっぱ
H振りグラードンをリフストで確一

【技構成】リーフストーム/眠り粉/お先にどうぞ/守る


カイオーガがいない相手に出して高速で眠り粉をばら撒く害悪モンスター。
ゼルネアスを眠らせるかどうかは死活問題なので入念にポケパルレで可愛がってから使った。あまり当たらなかった。

S2倍特性はゼルネアスを抜けるかどうかが一つの問題となる。ドレディアはゼルネより遅い(S90)のでジオコンされると終わる。この点で言えばワタッコやエルフーンの方が強い。

ドレディアの強みは高めの特攻とお先にどうぞ。グラードンミラーに強いのは優秀。

伝説戦における速い妨害要因は通常ダブルよりも強く、出した試合は軒並み活躍してくれた。


8割くらいVSカイオーガなのであまり出さない。


草タイプだし出してもよかったかなあ・・・
グラードン+ディアルガで対オーガは間に合っているけど


性格はワンチャン遅いゼルネアスを抜ける臆病。

技は、
・リーフストーム: メイン火力。
・眠り粉: 葉緑素の高速催眠技。厄介な相手を止めて伝説の火力を通していく。
・お先にどうぞ: 疑似S操作。使いどころを見極めれば強い。
・守る: 襷持ちのため。



Incineroar

【名前】ガオガエン
【持ち物】突撃チョッキ
【性格】意地っ張り
【特性】威嚇

【実数値】202-178-110-*-110-86
【努力値】H252  A212  S44
流用個体。グラディアとのS関係が分かりやすい。

【技構成】フレアドライブ/叩き落とす/とんぼ返り/猫騙し


みんな使っているがサイクルが回せないルールなので全国より扱い辛い。

晴れを活かせるのでA厚め。調整なしだが特に不便には感じなかった。

技は最強と信じて疑わない4つ。
このルールの蜻蛉は怪しいと思っているが、オーガ繰り出しに対し蜻蛉から天候奪取があるため採用。
トリックルーム入りの構築のため順当に猫騙しも採用。


カプ・テテフ

【名前】カプ・テテフ
【持ち物】拘り眼鏡
【性格】穏やか
【特性】サイコメイカー

【実数値】175-*-95-159-177-115
【努力値】H236 C68 D204
C183(臆病)ゼルネアスの+2ムンフォ確定耐え
=スカーフオーガの潮吹きも耐え
F眼鏡ショックがゼルネアスに141~166ダメージ

【技構成】サイコキネシス/ムーンフォース/マジカルシャイン/サイコショック


構築・ルール的にあまり交換をしたくないため、対面で強く、且つジオコンを積まれた場合の選択肢として、+2ムンフォを耐えるようにした。ここまでCを下げると火力に不安がありそうだが、眼鏡を持たせた時のダメージが十分合格点と感じて採用に踏み切った。

スカーフオーガの潮吹きも耐えるのでグラへの死に出しオーガに壊滅させられることをある程度防げる。

強いのは強いが別にCSスカーフでもよかったかなあ。


snorlax

【名前】カビゴン
【持ち物】欲張りきのみ
【性格】勇敢
【特性】食いしん坊

【実数値】250-162-117-*-130-31
【努力値】H116 A140 B252
流用個体。

【技構成】おんがえし/地震/腹太鼓/リサイクル


選出枠がカツカツのためあまり出さなかった。
このルールだとあまり見ないが対面性能が非常に高いポケモンなので通常ダブル同様順当に強い。



~感想~

まずグラードンの素早さがダメだった。素早さ実数値85は多くのガオガエンより速く、トリックルームをしてもガエンに縛り返されがち。多くのPTに採用されている遅い草タイプも重い。

非トリル下で断崖を当てらればいいのだが、交換される場合もあり、通ったとしても「命中85」が常にまとわりついてくる。

かといってトリックルームなしでは伝説ポケモンの猛攻をモロにくらうことになり、非常に厳しい。

当然すぎて忘れていたが、先手を取って攻撃することが大切だと痛感した。


・おさきにどうぞについて
おさきにどうぞの強みは「縛り関係の逆転」にあります(例えばリザードンにおさきにどうぞを使いカプ・コケコを倒す等)。グラードンが撃つ技は断崖の剣であり、これは全体技のため一撃で相手を倒すような技ではありません。当然威嚇もあります。つまるところ、初動でグラードンにおさきにどうぞをする必要はないということになります。上手く終盤の詰め筋に使えれば強いが、サイクル戦での削り合いが通常ダブルと比べて少ないルールのため、全体的に見て弱かったかなあと。


・グラードンについて
突き詰めるとグラードンの強さはすべて断崖の剣に集約され、これが当たるかどうかでこのポケモンの強さが決まってきてしまう。

断崖が外れると晴れ下のガオガエンに動かれる。カイオーガの潮吹きの火力を削れない。ゼルネアスにジオコンを積まれる。etc

今回使ったグラードンの評価は「強いけど下振れ量産ポケモン」でした。断崖が当たりまくるときはかなり強いです。カイオーガとも渡り合える実力です。



最高レート1750
強さが通る試合より弱さが目立つ試合が多く最終的には1600台をうろうろ。

グラードンを最遅にしたのが失敗感ありますね。遅いのにトリルしても普通のガオガエンに先手を取られて行動回数を確保しきれない。行動回数を確保できないから1度の断崖外しが致命的になる。


それでは次の記事でお会いしましょう。






【WCS2019・Sun】ジガルデ+ゼルネアス雑感

zygarde-completexerneas



僕にはジガルデを扱いきれなかったというお話。



サウザンウェーブは相手全体が対象で当たった相手を交換不可能にするジガルデ固有技。

ゼルネアスを倒しに来た相手をロックし、障害を倒してから安全にジオコンを積みに行ける。また、ロックした相手がゼルネの起点になればそのままジオコンを積める。

ロジックがしっかりしており非常に強そうに見えるが、相手のゼルネオーガグライベルネクロetcを捌きながらこれを決めるのは無理だった。とにかくジガルデの圧が足らない。

まずジガルデがゼルネに対し無力なので初手の「ゼルネ+猫騙し」で確実にジオコンを通される。これだけでこちらの構築・選出・行動が大きく制限される。

大きな問題としてジガルデがあらゆる伝説に強くないこと。ぎりぎり対カイオーガには強さを感じるくらい。

ゼルネアスやカイオーガは行動を通せば莫大なアドバンテージを握れるのに対し、ジガルデは行動を通すことが始点にしかなっていない。強さを押し付け合う伝説戦においてこれは致命的。

サウザンウェーブも浮いている相手には無効、とんぼ返りで逃げられる、ゼルネアスついでの吠える・突然のレッドカード、と容易に決まらない。

そもそも僕は伝説戦における「交代」という行動が非常に弱いと考えており(一手の重みが大きいため、相手の気分次第で大きなアド損となる可能性が通常より高い、単純に受けが成立しないルールでもある)、交代を封じる・交代を封じた相手に強いポケモンを出す、という理論そのものが弱いと思っている。

ゼルネアスは1体で試合を終わらせるだけのパワーがあるが、流石にトップメタであり相応の対策は必ずされている。これを片方の伝説が障害に縛りをかける(あるいは第二のエースになると考えてもいい)ことで強力な行動になるのですが、ジガルデは火力のなさから誰も倒せず、相手のゼルネメタが機能してしまう。

ジガルデでロックをかければ相手のメタが機能しないと思うかもしれないが、伝説の暴力を受けながらという一点が相当厳しい。

単純に相手の「ゼルネアス+カイオーガ」に対して、ゼルネから来るかオーガから来るかの択があり、オーガやルンパがジガルデに冷凍ビームを打つかどうかの択があり、初手・後発両方ともジオコンを積まれない・積まれても対処できる盤面の形成を考えながらジガルデを場に残すのは流石に厳しい。上手く対処できたとしてもそれは行動が噛み合っただけにしか感じられなかった。

一般ポケモンと戦う分にはかなり強い部類だと思うがそれはどの伝説にも言える事であり、あらゆる伝説との打ち合いで一方的に弱いため、わざわざ伝説の枠を割く価値はないというのが実際に使って出した結論。

(高火力の伝説の攻撃は受け出しが成立せず、実質的な交代ロックとも言えるし・・・スカーフオーガで潮吹いてた方が似たようなことで強いって・・・)

ジガルデの耐久は高いが、弱点が付かれやすく耐性もこのルールではほとんど死んでるようなものでどうにも打ち合いでジリ貧に。加えて隣のポケモンが狙われるとジガルデの縛り性能のなさが浮き彫りになってしまう。
分かりやすい例がジガルデはガオガエンに対面で勝てるが、ガオガエンを倒せず隣のポケモンが攻撃されたりとんぼ返りを許して有利対面を作られたりするため、実質ガオガエンに不利ということ。

カイオーガ系統には交換ロック+天候奪取があるため有利を取りたいが、カイオーガや取り巻きのルンパが冷凍ビームを打ってくるだけでジガルデが倒されてしまう。つまりジガルデはこれらのポケモンに対し縛られる関係にあるため、対面不利ということになる。こうなったらもうジガルデが誰に強いのか分からない。

ここまでジガルデについて語って、このポケモンがどのように弱いかを考えていただけただろうか。

何も考えずただパッと見で「ジガルデは弱い」というのではなく、またネットの一部の意見を見て「本当はジガルデは強い」と盲目的に信じるのはやめてほしい。

これだけは伝えたかった。



~まとめ~
・火力がとにかく低い。
・交換を封じてもジガルデ自体が誰も縛れないため、伝説の暴力に打ち負ける。
・冷凍ビームで簡単に縛られる。
・竜伝説にも常に流星群で縛られる可能性。
・ジオコンの起点
・逆にジオコンの起点を作ろうとしてもジガルデの圧のなさから実質2VS1になりどうにも詰め切れない。
・ロックを決めてもゼルネついでの吠えるが刺さる。
・地面無効なだけでやりたいことが決まらない。
・ゴーストタイプにも逃げられる。
・よわい









ゼルネアスの起点を疑似的に回避してサウザンウェーブを持つポケモンがいましたね・・・


zygarde

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